巧みな技光る仏像彫刻 仏師・松本明慶さん個展、郡山で24日まで

 
松本さんによる烏枢沙摩明王(右)などを間近で見ることができる会場

 京都府の仏師松本明慶(みょうけい)さん(75)の仏像彫刻展は24日まで、福島県郡山市のうすい百貨店で開かれている。細やかな技巧が光る木彫り仏像に来場者が見入っている。

 松本さんの個展は県内で初めて。高野山の四天王像などを造立しており、運慶や快慶の流れをくむ写実的な仏像で現代仏師の最高峰といわれている。松本明慶佛像彫刻美術館(京都市)の小久保健司館長は「バランスの良さが特徴で、無駄や隙がまったくない細やかさがある」と魅力を語る。片方の足で立った彫刻は、土台から外しても自立させることができるほど左右のバランスが均等に造られている。

 展示会では、毘沙門天や釈迦如来、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の仏像をはじめ、えとやカエル、昆虫を掘った作品など250点を展示、販売している。21~23の3日間は松本さんが在廊する。時間は午前10時~午後6時30分(最終日は同4時)。問い合わせは同百貨店(電話024・932・0001)へ。