「熱中症可視化バンド」事業者向けに発売 一般向けは6月以降

 
発売されたハモンバンド(左と右上)と着用イメージ(右下)

 川俣西部工業団地(川俣町)に工場を持ち銀メッキ導電性繊維の製造、販売を手掛けるミツフジ(京都府)は19日、脈波から体の奥の温度(深部体温)の上昇変化を解析して、熱中症の危険性を可視化するリストバンド型の装置「hamon band(ハモンバンド)」を発売した。販売は事業者向けで、一般消費者向けは6月以降の予定。

 ハモンバンドは、熱中症の危険度合いを4色の発光ダイオード(LED)と振動で使用者に知らせる。熱中症の危険性を早期に知ることで、適切なタイミングでの水分補給や休息につなげることができるという。

 同社は、高温多湿の環境下での仕事や運動だけでなく、家の中で症状を訴え救急搬送されるケースが増えていることに着目。熱中症の危険性は見えにくく、自覚症状が出た時には重症化している例が後を絶たないことから、場所を問わずに、誰でも簡単に熱中症の危険性に気付くことができる装置の開発を進めてきた。

 同社によると、大手製造業や建設業を中心に10社以上で導入が決まっているという。防水性で連続24時間程度の使用が可能。価格は9900円。問い合わせは同社カスタマーサポート(hamon.band@mitsufuji.co.jp)へ。