若松市、全盲の男性に点字表記ない接種券 新型コロナワクチン

 

 高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、会津若松市が全盲の独り暮らし男性方に点字表記がない接種券を送り、男性の接種予約が遅れたことが19日、市への取材で分かった。

 市によると、高齢者接種の対象者には4月21日に接種券を発送。視覚障害者向けには、封筒に担当課を点字で表記していたが、接種券が入っている旨は点字にしていなかった。市が市民に郵送するほかの書類と同様の対応という。

 5月14日に市が男性のヘルパーから、予約に関する相談を受け、判明した。市はその後、男性の予約を受け付けた。

 市は「接種券は記載内容が多いため点字化を見送り、1日発行の市広報誌の点訳、音声版で接種券の内容を伝えた」と説明。「今後、どのように対応すれば全ての人に情報が届くかを検討する」としている。