「武士道精神、生きざまを後世に」 会津士魂会が先賢顕彰・供養会

 
田中城代家老、萱野父子、先賢顕彰・供養会で祭文を読み上げる五十嵐会長(右)

会津士魂会は18日、会津若松市の天寧寺で「田中城代家老、萱野父子、先賢顕彰・供養会」を開き、参列者が先人の功績をたたえ、会津の武士道精神を後世に語り継ぐことを誓った。

 会津藩初代藩主の保科正之に随行して会津に入り、代々家老を務めた田中玄宰(はるなか)、田中土佐ら田中家と、戊辰戦争の責任を一身に背負い自刃した萱野権兵衛、少年ながら会津の武士道精神を九州の地に残し16歳で切腹した権兵衛の次男郡長正ら先賢の霊を慰めるのが目的。毎年、権兵衛の命日の18日に開いている。今回で62回目。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、今回は役員のみで行った。五十嵐光雄会長が「会津の武士道精神に思いをはせ、先賢の生きざまを伝えていきたい」と祭文を読み上げた。参列者による焼香の後、権兵衛らを悼む詩吟が奉納された。