いわき市医師会「通常医療に影響出る」、5月コロナ感染最多ペース

 
感染対策への協力を求める木村市医師会長(右)ら

 いわき市内で5月に入り、確認された新型コロナウイルス感染者は、月別で過去最多だった4月の感染者数を上回るペースで増加している。17日までに確認された5月の感染者は192人となっている。

 市医師会の木村守和市会長は17日の記者会見で、「感染をこれ以上広げてはいけない状況だ。今でも手術を延期しており、通常医療に影響が出る。助かる命も助からなくなる」と危機感を示した。

 市によると、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、1週間連続でステージ4(爆発的感染拡大)水準の25人を超過。病床使用率も17日時点で77%と高止まりしている。

 10~16日までの1週間に分かった新規感染者の感染経路は、経路不明が32%と最も多く、次いで友人や知人が28%、家族が23%になっている。このうち経路不明の感染者は、飲食店での宴会や会食の割合が最も多く、大型連休中に会食などで感染が拡大している傾向があるという。木村会長は「皆さんの感染対策行動が医療体制を守り、自分たちの命を守ることにつながる」と協力を求めた。