鎮火「見通しが立たず」 いわき工場爆発事故、中心部400度超

 

 いわき市の堺化学工業湯本工場で起きた爆発事故で、工場に残る亜鉛末の中心部の温度が411度で、周囲より100度近く高かったことが21日の市災害対策本部の調べで分かった。同本部は中心部の高温が周囲に広がり、温度低下を妨げていると分析。当初は数日程度とみられていた鎮火は「見通しが立たない」といい、原因の調査を含めて長期化するとの見解を示した。

 亜鉛末は発火のおそれがあるため、砂を使って外部と遮断することで自然冷却している。同本部は「中心部の状況が分からず(鎮火後の実況見分の)時期が想定できない。今は自然に下がるのを待つしかない」とする。