「福島県立美術館」22日・再オープン 関根正二のデッサン公開

 
再オープンを前に報道陣向けに開かれた内覧会=福島市・県立美術館

 改修工事のため昨年9月から休館となっていた福島市の県立美術館が22日、再オープンする。21日、現地で報道陣向けの内覧会が開かれ、学芸員らが改修内容や開館に合わせて始まる特集展、常設展の概要を説明した。

 改修工事では、作品がより鑑賞しやすくなるよう展示室の照明をハロゲンライトから発光ダイオード(LED)に変更。さらに経年劣化した壁や床を張り替え、展示環境を改善した。このほか、天井を改修し耐震性を高めたほか、安全性向上のためエレベーターを入れ替えた。

 再オープンの22日には特集展「佐藤玄々(朝山)の彫刻」と「福島の作家・福島の風景」が始まる。「佐藤玄々(朝山)の彫刻」では、相馬市出身の彫刻家佐藤玄々(1888~1963年)の代表作「牝猫」など約20点を展示。「福島の作家・福島の風景」では、本県ゆかりの作家が手掛けた絵画や写真、陶芸作品など約20点が並ぶ。6月20日まで。

 このほか、22日からの「第1期常設展」では、所蔵の名品に加え、早世の天才洋画家と称される白河市出身の関根正二(1899~1919年)による新発見のデッサンを紹介する。9月5日まで。

 観覧料は一般・大学生280円、高校生以下無料。時間は午前9時30分~午後5時(入館は同4時30分)。月曜日休館。問い合わせは同美術館(電話024・531・5511)へ。