福島県の5月感染者1000人超 新たに26人、重症病床使用率初51%

 

 県は22日、県内で新たに26人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。21日に陽性と判明した。月別で過去最多を更新している今月の感染者数は1016人となり、月別で初めて1000人を超えた。累計の感染確認は4425人。

 21日現在の入院者(予定含む)は329人で、うち重症者は過去最多の25人。重症者用病床の使用率は51.0%となり、初めてステージ4(爆発的な感染拡大)の指標である50%を超えた。

 確保病床496床に対する使用率も66.3%と、依然としてステージ4の状況が続いており、県は「4月に比べて高齢者の割合が高いことが重症化につながり、医療提供体制に負荷が掛かる状況が続いている」として県民に感染防止対策の徹底を求めている。

只見の高齢者施設でクラスター

 只見町の高齢者施設で県内72件目となるクラスター(感染者集団)が発生した。7日に利用者と職員各1人、8日に利用者2人の感染が確認されていたが、21日に新たに利用者1人が陽性と判明した。

 21日に感染が確認された26人の内訳は、郡山市8人、いわき市と須賀川市が各4人、会津若松市3人、福島市と下郷町が各2人、喜多方市、只見町、小野町が各1人。このうち11人の感染経路が不明という。

 県によると、21日までに28人が退院し、12人が宿泊療養施設を退所、10人の自宅療養を解除した。65人が宿泊療養中で、45人が自宅療養している。