5代目「雪割橋」が開通 西郷、地域活性化や観光拠点として期待

 
渓谷に架かる新しい雪割橋=22日午後1時5分ごろ、西郷村

 西郷村で架け替え工事が行われてきた5代目となる新しい「雪割(ゆきわり)橋」が完成し、22日午後、開通した。地域活性化や観光拠点として期待が集まる。

 雪割橋が架かる道路は村道川谷由井ケ原線で、国道289号と由井ケ原地区を結ぶ唯一の村道となっている。初代の雪割橋は1946(昭和21)年に架けられた。4代目の雪割橋の老朽化などにより、防衛省の補助事業採択を受けて2012(平成24)年度から雪割橋の架け替えを含めた路線の工事が始まった。全体事業費25億円。

 5代目雪割橋の長さは138.5メートル。下を流れる阿武隈川の川底から橋までの高さは約63メートルある。4代目は今後撤去される。

 22日午前、完成を祝う式典と安全祈願祭が行われた。高橋広志村長は「念願だった5代目の雪割橋が、人と地域と歴史をつなぐ懸け橋になってほしい」と話した。

 雪割橋を中心とした一帯は雪割渓谷と呼ばれ、四季を通じて美しい景観が楽しめる人気の観光スポット。