若隆景に技能賞、2場所連続 大相撲夏場所「力が付いたと思う」

 
技能賞を受賞した若隆景=両国国技館(代表撮影)

 大相撲夏場所千秋楽は23日、東京・両国国技館で行われ、東前頭筆頭の若隆景(26)=福島市出身=は引き落としで琴恵光に敗れ、9勝6敗で場所を終えた。今場所の勝ち越しで新小結を確実とする若隆景はおっつけの技術が評価され、技能賞を受賞した。受賞は2場所連続2度目。

 若隆景は、大関2人を破って9勝した今場所を振り返り、「自分でも力が付いたと思うし、下から上へ攻めることだけを意識した」と話した。三役昇進については「番付発表まで待ちたい」と表情を変えず、「来場所も自分の相撲をみせられるように頑張っていきたい」と語った。三役となれば、県勢では元関脇玉乃島(泉崎村出身)以来20年ぶりとなる。

 若隆景は2017(平成29)年春場所に初土俵を踏み、19年九州場所で初入幕を果たした。身長182センチ、体重127キロという関取では軽量の部類ながら、磨いたおっつけを武器に勝ち星を積み重ねた。新型コロナウイルスの感染による休場もあったが、復帰後は2場所連続で勝ち越した。祖父は元小結若葉山で、2人の兄も同じ荒汐部屋に所属する。