コロナに向き合い創作 斬新な作品いろいろ、相馬市「相美展」開幕

 
アマビエを描いた志賀さんの作品(左)などが並ぶ会場

 相馬市などで活動する美術愛好家らの作品を展示する「相美展」は23日、相馬駅前の振興ビル7階「相馬市民ギャラリー」で開幕した。新型コロナウイルスに向き合う中で創作された絵画など多彩な作品が並ぶ。30日まで。入場無料。

 相美会の主催。昨年は感染症の影響で中止となったため、2年ぶりの開催。油彩や水彩のほか、陶芸など計約50作品を集めた。コロナ禍を象徴する作品の一つ、志賀さくらさんの「アクエキタイサンノセカイ」には、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」が斬新な感覚で色鮮やかに描かれている。

 同会によると、近年新たなメンバーが加わったことで、会員らの創作意欲が高まり、今回の展示作品はいずれも個性が際立っているという。会場では2019年9月に亡くなった元相馬高教諭の朝倉悠三さんを回顧するスペースも設けられ、故郷を愛し、相馬野馬追の絵を描き続けた画家をたたえている。

 同会の羽根田隆会長は「多くの方に見ていただきたい。寄せられた意見を創作活動に生かしたい」と話した。時間は午前10時~午後5時(最終日は同4時)。