ごみ減量へ子どもの運動用品再利用 会津美里町が回収、無料提供

 
会場の設置準備をする担当者(展示している品は一例)

 会津美里町などは新たに、町民から各家庭で不要になった児童、生徒の運動着やスポーツ用品などを回収する。集めた品は必要とする人に無料で提供する。再利用品として活用してもらうことで、ごみの減量化と環境保全につなげる。

 町は、「ゴミ減量作戦」として短期間で買い替える機会が多い子どものスポーツ用品に着目。NPO法人会津美里クラブ衆と連携し、同町の高田体育館にリユース(再利用)展示場を開設する。

 再利用の対象となるのは、子ども用の運動着やスポーツウエアのほか、ボール、ラケットなどのスポーツ用品。持ち込みは町民限定で、持ち帰りは町民以外でも可能。持ち込む際には、体育館窓口で物品引受書を記入する。担当者がその場で再利用品を確認し、汚れがひどいものや壊れているもの以外を引き取る。

 担当者は「不用品でも、誰かのために使えるものもある。ごみの減量化だけでなく、物を大切に使い、長く活用してもらいたい」と話す。

 期間は、持ち込みが25日から6月10日まで、持ち帰りが同1日から15日まで。来年の1月まで計5回を計画しているため、町は「できるだけ季節に合ったものを持ち込んでほしい」としている。

 問い合わせは同法人(電話0242・54・2276)へ。

 19年から家電など実施、展示場も常設

 会津美里町は小型家電や子ども服でも同様の取り組みを2019年から実施。町民から好評だったため、現在も役場内に回収ボックスや展示場を常設するなど、ごみの減量や再利用に力を入れている。

 ほかにも、町は分別が不十分なごみを収集しない「選別収集」を実施。選別収集を始めた昨年10月から3月までのごみ回収量は、可燃ごみと不燃ごみを合わせた生活系廃棄物が前年同期比で13.2%減少した一方、再資源化が可能な資源ごみは24.3%増加しており、町はリサイクルが促進されていると分析する。