夏秋キュウリ日本一さらなる生産振興、JAふくしま未来が新共選場

 
出荷されたキュウリを自動選別機にかける従業員ら

 JAふくしま未来は19日、二本松市原瀬地区に新設した同市と本宮市、大玉村で栽培されたキュウリを選果する機械共選施設「安達広域共選場」の竣工(しゅんこう)稼働式を行った。関係者が同JAの夏秋キュウリ産地日本一構想に基づく生産振興に向けて誓いを新たにした。

 機械共選施設は伊達市に次ぐ設置。旧原セ資材倉庫を活用、カメラで形状などを識別して自動で等級を選別できる選果設備を2ライン整備した。5キロ入りの箱で最大4千ケースを処理できる能力を持つ。生産者の負担を軽減し、新規栽培や規模拡大、後継者育成などにつなげるのが狙い。

 稼働式では神事で安全な運用などを祈願した後、数又清市組合長が「設備の機能を最大限に活用し、夏秋キュウリ販売日本一にふさわしい産地として栽培面積の拡大、販売高の確保に取り組む」と式辞を述べた。三保恵一二本松、高松義行本宮の両市長、押山利一大玉村長らと共にテープカットし、根本匠衆院議員らとスイッチを押して設備を稼働させた。

 同共選場には3市村の生産農家110人が登録し、10月末までの稼働で17万トンの出荷を見込む。稼働初日には、4農家がハウス栽培の270キロを出荷した。スタッフ16人が自動選別されたキュウリを等級別に箱詰めするなどの作業を進めた。キュウリは同JA最大の園芸品目で、管内の昨年度販売高は約43億5千万円に上る。