「スラックライン、感動の演技を見せたい」輝き放つ本宮の中2女子

 
「観衆を感動させられるようなパフォーマンスがしたい」と話す安藤さん

 幅5センチのベルトの上で輝きを放つ。本宮市の安藤雫(しずく)さん(12)=本宮二中1年=は、ベルト上で跳んだり、回ったりするスポーツ「スラックライン」の全国大会で活躍している。安藤さんは「多くの人の前で、感動させられるようなパフォーマンスができるようになりたい」と青写真を描く。

 安藤さんは小学4年の時にさまざまな運動に親しむためのスポーツクラブ「もとみや遊(あそ)リートクラブ」(本宮市)に参加したことがきっかけでスラックラインを始めた。間もなくして、スラックラインを体験できるスカイピアあだたら(二本松市)を訪れた時、ベルト上で変幻自在に技を繰り出す競技者の渡辺莉央さん(福島高1年)の姿に魅了された。

 当時、ベルトの上で歩いたり、ポーズを取ったり、基礎を学んでいた安藤さん。「跳ねている姿が美しかった」と渡辺さんに憧れを抱き、のめり込んだ。同施設に週3~4回のペースで通い、見よう見まねで技を磨き、50種類以上の技を習得。昨年10月から大会に出場し始めると、12月にはオンラインで開かれたアマチュアの全日本選手権の小学生の部で優勝を果たした。現在は宮城県のトランポリン施設にも通い、フリースタイルスキー・モーグル元五輪代表の遠藤尚さん(猪苗代高卒)らから回転技の体の使い方などを学び、全国トップレベルの技の習得に向けて腕を磨いている。

 目標は「人数の多い全国大会で表彰台に上ること」と安藤さん。「まだまだ修行中です」としながらも「大技を身に付け、多くの人にスラックラインの魅力や楽しさを伝えていきたい」と力を込める。