銘菓「相馬あられ」秘伝の味継承 工場新設、南相馬・黒潮海苔店

 
「相馬あられブランドを地域産品として、これからも残していきたい」と話す小廹店長

 黒潮海苔店(南相馬市)は、相馬地方を代表する菓子製造業の一つ「元祖相馬あられ本舗」(相馬市)の事業を受け継いだ。黒潮海苔店は今月から、銘菓「相馬あられ」ブランドのせんべいや、かりんとうなどを自社で加工し、南相馬市の本店のほか道の駅南相馬、セデッテかしま、福島市の県観光物産館などで販売している。

 小廹三晴店長は「創業80年の抜群の知名度を誇る相馬あられブランドはわが社の新たな武器となる。地域産品として、これからも残していきたい」と話している。
 今回の事業継承は、相馬あられのせんべいに黒潮海苔店ののりを使用していたことが縁で3年がかりで実現した。

 黒潮海苔店は、新たに菓子製造業許可を取得したほか、自社工場を新設した。昨年9月からは元祖相馬あられ本舗の湯沢巌社長を迎え、製造方法を伝授され、秘伝の味を受け継いだ。

 相馬あられ各種商品の中でも、「相馬巻」(5枚入り480円)は、揚げせんべいに同店の大判のりを巻き上げた小廹店長お薦めの一品。

 小廹店長は「伝統の味を相馬土産にぜひ」とPRしている。

 問い合わせは黒潮海苔店(電話0244・22・2555)へ。