柳津の縄文土器普及は土に秘密、地域協力隊2人 研究成果紹介

 
「やないづの土展」を担当する我妻さん(右)と谷野さん

 柳津町の斎藤清美術館で開かれている春季特別企画展「斎藤清とハニワ!」と同時開催中の企画展「やないづの土展」では、町内で多くの縄文土器が出土していることを受け、柳津の土についての研究成果を伝えている。6月6日まで。

 担当したのは町地域おこし協力隊の我妻泉香さん(26)と谷野しずかさん(24)。町内には土器作りに適した土がたくさんあることから、我妻さんは「柳津に縄文文化がしっかりと根付いていたことを知ってもらいたい」とPRする。

 大学で陶磁専攻だった我妻さんは町内の各遺跡の近くなどで土を採り、性質などを調べて土偶を作った。「不純物がなく、粘土と砂のバランスが取れていて成型しやすい」。16日にはワークショップ「世界に一つ!柳津ハニワ」を開き、町民らにオリジナルの埴輪(はにわ)作りを指導した。我妻さんの取材活動を撮影・記録し、展示の配置などを手掛けた谷野さんは「柳津の新たな魅力として、この機会に広めていきたい」と期待を込める。