21年度はボトルデザインに挑戦 染型紙「会津型」の普及事業

 
国際アート&デザイン大学校で開かれた事前説明会

 国際アート&デザイン大学校(郡山市)と企業用ユニホームを手掛けるユニフォームネット(東京都)がタッグを組み、喜多方市の染型紙「会津型」の普及を図る本年度のプロジェクトが21日、始動した。3年目の今回は、同校の学生が会津型を利用したワインボトルのデザインに挑戦して出来栄えを競うほか、作品の展示などを通じて会津型の新たな可能性を発信する。

 会津型は江戸時代から着物の柄を染めるために使われていた染型紙で、福島県と喜多方市の有形民俗文化財となっている。同社は会津型を全国に広めるプロジェクトを展開しており、これまでにエプロンやネクタイを商品化。同校とは2019年にTシャツ、20年にビーチサンダルを連携して製作した。

 本年度はメディアデザイン科の1、2年生29人が24日~6月18日にかけ、授業の一環で縦14センチ、横8センチのデザインを考える。校内コンペで優秀な作品を表彰し、考案したデザインは、県外企業の協力を得て逢瀬ワイナリー(郡山市)のワインボトルに彫り込む。

 21日には同校で事前説明会が開かれた。ユニフォームネットの荒川広志社長やオンラインで参加した喜多方市の職員が学生に対し、取り組みの概要や会津型の歴史などを解説した。