3年ぶり皆既月食...お月様は「赤銅色」 春の夜空、国見で観測

 
国見町で確認された天体ショー=26日午後8時27分、国見町観月台文化センター(多重露光撮影)

 月が地球の影にすっぽりと入る皆既月食が26日夜、3年ぶりに日本で観測された。多くの地域で曇りや雨だったが、月が地球に近づいて大きく見える「スーパームーン」という状態と重なり、晴れた場所では午後8時9分から約20分間、春の夜の珍しい天体ショーとなった。県内では国見町で確認された。

 皆既月食は、太陽からわずかに届く光に照らされ、月が真っ暗にはならず赤黒い「赤銅色」に見えるのが特徴。国立天文台によると、月食の始まりは午後6時44分で、一部地域では既に欠けた状態で月が昇った。

 次に日本で皆既月食が見られるのは2022年11月8日となる。前回は18年7月に観測された。日本でスーパームーンと重なったのは1997年9月以来。皆既月食は太陽、地球、月が一直線に並んで起きる。