福島県「非常事態宣言」解除も 新型コロナ、病床使用減少傾向

 

 県は27日、県内で新たに18人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。26日に陽性と判明した。県内の感染確認は計4527人。26日現在の入院者(予定含む)は251人で、病床使用率は50.6%とステージ4(爆発的感染拡大)の水準にあるが、14日に90.6%と初めて9割を超えて以降は減少傾向が続いている。新規感染者数も減少傾向にあることを踏まえ、県は31日までを期間に発令している「非常事態宣言」の解除を視野に検討、28日に開く県感染症対策本部員会議で方針を決定する。

 県は非常事態宣言に伴う緊急特別対策として、県民に不要不急の外出自粛、酒類を提供する飲食店などには営業時間短縮を要請している。今月の感染者数が月別で過去最多の1118人(26日現在)に上る中、337人を占める会津若松市など感染拡大地域については対策の継続を指摘する意見もあり、県は一部地域での対策の延長も見据えて最終調整している。

 26日に陽性と判明した18人の内訳は、郡山市6人、会津若松市といわき市が各3人、二本松市と須賀川市が各2人、福島市と喜多方市が各1人。クラスター(感染者集団)が発生した郡山市の民間認可保育所で新たに職員1人の陽性が確認され、クラスターは計7人となった。18人のうち7人の感染経路が不明。

 福島県、2人死亡

 県内の医療機関に入院していた80代男性が24日に、80代女性が26日に亡くなり、県内の死者は計140人となった。

 また、26日までに24人が退院し、3人が宿泊療養施設を退所した。自宅療養を解除されたのは3人。入院者のうち重症は16人。45人が宿泊療養中で、22人が自宅療養している。