「飯舘村地域防災センター」完成 7月開所、太陽光発電を設置

 
飯舘村飯樋地区に完成した地域防災センター

 飯舘村が同村飯樋地区に整備を進めてきた復興震災記録施設「飯舘村地域防災センター」が完成した。7月ごろの開所、運用開始を予定している。

 センターは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録・伝承に加え、防災拠点としての機能を持つ。旧飯樋小の南校舎を活用し、十分な耐震性と防火対策を講じた施設に改修した。

 センター内には、村の復興の歩みを動画や資料で発信する展示コーナー、情報展示室を整備。震災当時の状況を伝える写真パネルの展示も計画している。職員は常駐せず、申請に応じて開放する。

 避難所として利用する場合の収容人数は、屋外の野営場と合わせて330人。災害時には120台が駐車可能。備蓄庫のほか太陽光発電設備も設置し、停電時の電力確保に備える。有事の際、災害対策本部が置かれる村役場の代替施設としての機能も想定している。

 センターは延べ床面積約2276平方メートル。総事業費は約7億5000万円で、国の福島再生加速化交付金などを活用した。