秋山庄太郎さん切手販売 生誕100周年、花見山の写真使用

 
木幡市長にフレーム切手を手渡す乙坂局長(左)

 日本郵便東北支社は28日、福島市ゆかりの写真家秋山庄太郎氏の生誕100周年を記念したフレーム切手の販売を始めた。29日には、秋山氏の写真などを展示する「福島市写真美術館」(愛称・花の写真館)の開所が控え、関係者は門出を彩る切手の誕生を喜んだ。

 フレーム切手は、秋山氏が撮影した花見山の写真などで構成されている。花見山の美しさを全国に紹介した言葉として知られる「福島には桃源郷がある」との文言も添えられている。

 福島、二本松、伊達、本宮、桑折、国見、川俣、大玉の8市町村の90郵便局で取り扱うほか、6月5日からは日本郵便のホームページでも購入できる。価格は1シート1300円。

 福島市に対する贈呈式が市役所で行われた。福島中央郵便局の乙坂覚局長が木幡浩市長に切手を手渡した。木幡市長は「桃源郷として花見山を送り出してくれた恩人の写真が使われた切手の製作に感謝する。コロナ禍の潤いになれば」と期待した。

 今後は花の写真館でもフレーム切手を販売する予定という。

 花の写真館は東日本大震災で被災、休館していたが、復旧や耐震工事を経て29日に開所する。同日から6月末まで、秋山氏の生誕100年写真展「花信(はなだより)」が開かれる。