自宅に麺打ち道場 中華麺づくり50年、鮫川の73歳・鈴木さん

 
「地域で一番の店を持ちたい人を育てたい」と意気込む鈴木さん

 鮫川村の鈴木信義さん(73)は、自宅敷地内に中華麺の麺打ち道場を開いた。開業を目指し、麺づくりを学びたい道場生を募集している。

 鈴木さんは同村出身。20代前半から東京都内の飲食店などで働き、1996(平成8)年に村に帰った。

 麺づくりの技術は都内にいたころに学び、村に帰った後は古殿町などで料理人として腕を振るってきた。2006年には「麺専門調理技能士」の資格を取得するなど約50年間、麺づくりに携わっている。

 麺づくりに携わる中「自分の技術を伝えていき、麺職人を増やしたい」と考えた。自宅敷地内にあった土蔵を道場として改装、開業を決めた。

 鈴木さんが作る中華麺は、中国では漢方薬としても用いられている「ダッタンそば粉」を練り込んだものなど多岐にわたる。手作りギョーザの作り方なども指導する。

 1対1の指導を中心に考えているため、募集は年間に数人程度という。「地域で一番の店を持ちたいという目標を持った人を育てていきたい」と意気込みを語る。