福島県内全JAが海洋放出反対 夢みなみ、東西しらかわも決議

 

 東京電力福島第1原発の処理水を巡り、夢みなみと東西しらかわの2JAは29日、処理水を海洋放出する政府決定に反対する特別決議を採択した。これにより、県内5JAの全てが、政府の海洋放出方針に反対する意思を明確にした。

 各JAが総代会で採択した。決議ではそれぞれ、政府が風評防止に向け進めるとしている国民・国際社会の理解醸成について「これまでの政府の説明姿勢から十分な取り組みが期待できない」と批判。生産や流通など各段階での対策についても「具体的内容が希薄」と切り捨てた。

 そのうえで「『不安』や『風評被害』が発生せず本県漁業・水産業をはじめすべての産業において復興が阻害されず着実に進展していけるということに確信が持てるまでは、海洋放出には反対する」とした。