「家庭内感染」45%と推定 会津若松、市長が注意呼び掛け

 
会津若松市で13日~19日に確認された感染者の感染経路の割合

 特措法に基づく飲食店への営業時間短縮要請の継続を受け、28日に記者会見した会津若松市の室井照平市長は、同市で新型コロナウイルスの家庭内感染が増えているとして注意を呼び掛けた。市によると、保健所が13~19日に感染が確認された人の感染経路を調べたところ、45%が「家族」と推定されたという。

 感染経路は「飲食店」は0%だが、38%を占める「不明」に含まれている可能性があるという。

 室井市長は、ホームパーティーや法事などで家族が集まって食事をしたことで、感染が広がったとの見方を示し「家庭内で1人が感染すると、複数の感染者が出ることが多い。家の中でも感染対策をしてほしい」と呼び掛けた。

 時短要請の継続は、同市の27日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数が29.21人で、ステージ4(爆発的な感染拡大)の指標である25人を上回る状態が続いていることから判断された。

 室井市長は、同市で「25人」を下回るには1日当たりの新規感染者を「3人以下」に抑える必要があるとして、感染対策の徹底を改めて呼び掛けた。

 同市の人口は11万7414人(4月1日現在)。1週間の新規感染者が21人以下なら人口10万人当たりで25人を下回る。

◆65歳以上80%が予約

 また室井市長は、65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種で、27日までに2万8913人の予約を受け付けたことを明らかにした。対象者約3万5800人の80.8%に当たる。

 同日までに接種を受けたのは6235人で、対象者の18.9%になる。