いわきの工場爆発、鎮火判断へ 亜鉛粉末100度下回る

 

 いわき市常磐岩ケ岡町沢目の堺化学工業湯本工場で起きた爆発事故で、市災害対策本部は30日、工場内にある山状の亜鉛粉末の温度が95度になり、鎮火の目安となる100度を下回ったと発表した。市消防本部は31日、亜鉛粉末を掘削して内部の状況を確認し、正式に鎮火を判断する方針。

 市災害対策本部によると、亜鉛は水や酸素に触れると発火する性質があるため、損傷した建屋に雨対策のシートを設置したり、外気に触れないよう砂で覆ったりして自然冷却してきた。亜鉛粉末の温度は29日から14度下がり、低下傾向が続いているという。

 市消防本部や警察などは安全を確保した上で亜鉛粉末を崩し、砂で覆いながら燃焼反応の状況を確認する予定。