山頂から広がるパノラマを満喫 二本松・羽山で山開き、安全祈る

 
山頂からの360度の大パノラマを満喫する登山客

 富士山が見える山として知られる二本松市の羽山(897.1メートル)で30日、山開きが行われた。午前中は青空が広がり、登山客が山頂から広がる360度の大パノラマを満喫した。

 羽山は円すい状の山容で、山頂から視界が360度開け、日本百名山の安達太良山などの山並みを一望できる。須賀川市の登山客2人は木々に囲まれた登山道を1時間ほど歩き、山頂に到着。「どの方角を見ても美しい山並みが見られた」と眺望を楽しんでいた。

 山開きでは例年、地元の羽山観光協会が餅まきをしてシーズンの到来を祝うが、新型コロナウイルスの感染防止のために昨年に続き中止。山頂に祭られる羽山神社と田沢熊野神社で神事のみが行われた。

 田沢熊野神社では2年ぶりに神事が行われ、同市田沢の遠藤恒総代長ら役員約15人が参列。住民の息災をはじめ、登山客の安全、新型コロナの早期収束を祈った。