福島県「非常事態宣言」5月31日解除 若松市は「集中対策」展開へ

 

 県は31日で新型コロナウイルス感染拡大を受けて県全域を対象に発令している「非常事態宣言」を予定通り解除する。ただ、感染の再拡大を防ぐため6月1日からも引き続き「重点対策」として、県民や事業者に感染対策の徹底を図る。このうち、会津若松市では、7日まで非常事態宣言と同様の対策を求める「集中対策」を展開する。

 非常事態宣言を巡っては、医療体制の逼迫(ひっぱく)などを受けて県が14日に発令した。31日までを期限とし、酒類を提供する飲食店への営業時間短縮や不要不急の外出自粛を要請してきた。

 取り組みの結果、病床使用率の改善や新規感染者数が減少傾向になるなど、一定の成果があったため解除することにした。

 会津若松市については、まだ緊張感を持った対応が必要とみて「集中対策」を実施する。非常事態宣言下と同様、市内の居酒屋やカラオケ店、スナックなどに対し午後8時以降の営業自粛と、酒類の提供を午後7時までとするよう要請する。

 期間を通して要請に応じた店舗に、売上高に応じて協力金を支払う。

 県全域の重点対策は6月末まで。基本的な感染対策の徹底や感染リスクの高い行動を控えるよう呼び掛ける。