わら文化学ぶ「バケツ稲づくり」 若松・鶴城小、博物館と連携事業

 
大里主任学芸員(中央)の指導で、種もみを植え付けする児童ら

 秋の企画展「ふくしま 藁の文化~わらって、すげぇんだがら」の開催に向け、県立博物館は26日、会津若松市の鶴城小との連携事業として、同校でバケツ稲づくりを行った。5年生43人が種もみの植え付けを体験した。

 同館が展示と連携して、植物を栽培するのは初めて。企画展では、県内の大わらじなど、巨大なわら製品を作る祭りの文化の紹介やわら細工の展示を行う。今回はバケツ稲づくりを通して、児童らにわらの文化の前提である稲作を学んでもらおうと企画された。

 同館の大里正樹主任学芸員が、バケツ稲の植え方を説明。児童らはバケツ50個に土を入れて水を注ぎ、同校で発芽させた種もみを丁寧に植え付けた。
 参加した清水真名さん(10)は「丈夫なわらができるように、しっかり育てたい」と話した。

 稲は10月に収穫し、干した後に児童らがわら細工を制作し、企画展で展示する予定。企画展は10月9日~12月19日、県立博物館で開かれる。