「空き家を代行管理します」 二本松市とシルバー人材センター協定

 
空き家の適正管理に向けて協定を交わす三保市長(右)と大内理事長

 二本松市と市シルバー人材センターは、空き家などの所有者に代わって同センター会員が見回りや除草などの管理を有償で行うサービスを始める。サービスを実施するために28日、協定を結んだ。

 市が把握する市内の空き家などは2月末時点で854軒。過去5年間に39軒解体されたが、新たに33軒確認された。中には所有者が遠くに住んでいるなど管理がままならない空き家もある。サービスは、こうした管理不全の空き家の増加を防ぎ、周辺地域の生活環境改善につなげるのが狙い。

 サービス内容は、家屋をはじめ、敷地内の雑草や庭木の状況などを確認するのを基本とする。料金は1回3千円。別料金で除草や庭木の剪定(せんてい)、外回りの小規模な修繕などに応じる。作業後、写真付きの報告書を所有者に提出する。市が申し込みなどの窓口を設置、同センター約450人の会員が作業に当たる。

 協定の締結式が市役所で行われ、三保恵一市長と、大内正男理事長が協定書を交わした。三保市長は「安全、安心で快適な生活環境づくりに向けて協力してほしい」、大内理事長は「会員はまだまだ活躍できるという思いを持つ。市民のプラスになるよう活動したい」とあいさつした。