福島に「技術ラボ」新設 アルテッツが市と立地協定、6月操業へ

 
木幡市長と協定書を交わした桜井社長(左)

 半導体用石英ガラス部品加工のアルテッツ(福島市)は、福島市太平寺の空き工場を活用し、新技術開発拠点となる「技術ラボ」を新設する。6月下旬の操業開始予定。同社は31日、市と地元雇用などに関する立地基本協定を締結した。

 同社は1999(平成11)年創業。同市の佐倉西工業団地内に本社工場と第2・第3工場を構える。市内4カ所目の拠点として空き工場を4月に取得した。技術ラボで働く従業員数は当面10人(うち5人は新規地元雇用)で、将来的には30人規模に増やす。

 同社によると、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの普及・発展に伴い、近年は求められる部品の精度が高まっている。そこで、要求に応えられる加工方法を開発するため技術ラボを設置する。

 市役所で締結式が行われ、木幡浩市長が「地域を挙げて支援していきたい」、桜井芸(たくみ)社長が「地域密着型の企業を目指し、福島市に貢献・恩返ししていきたい」とあいさつした。同社の小野剛業務部マネジャーが同席した。