「今もいたたまれない」町関係者ら献花 三春ひき逃げ殺人1年

 
清掃作業中に命を落とした男女2人の冥福を祈る関係者=31日午前8時ごろ、三春町

 昨年5月に三春町の国道288号で、清掃作業中の男女2人がトラックにはねられて亡くなった事件は31日、発生から1年を迎えた。同日、事件現場の国道で町関係者が献花し、犠牲者2人の冥福を祈った。

 亡くなったのは、いずれも三春町の当時55歳の男性、同52歳の女性。地域住民でつくる「桜川をきれいにする会」の環境美化活動にボランティアで参加していたところを、トラックにはねられた。

 献花式では、佐藤知憲副町長が「今も、いたたまれない気持ちでいっぱいでいる。町としては、町民が安全にボランティア活動をできるよう支えていく」とあいさつ。出席者が献花し、黙とうした。周辺では31日までに、同会のメンバーが草刈りなども行った。

 事件では、2人を故意にはねて死亡させたなどとして殺人やひき逃げなどの罪で起訴された本籍伊達市、住所不定、無職の男(51)の初公判が7日に始まる予定となっている。