檜枝岐村、16歳以上の村民ほぼ完了 新型コロナ・ワクチン接種

 

 人口約520人の檜枝岐村は31日、16歳以上の村民に対する新型コロナウイルスのワクチン接種をほぼ完了した。

 国がワクチンの供給量が接種を希望する高齢者数を上回る場合、一般住民にも同時接種することを認めたため、村は初回配布分(約500人分)で5月7日から希望する村民約400人の接種を進めていた。

 ただ、入院する人や村内に住所を残したまま緊急事態宣言対象地域に住む大学生らの接種はできておらず、6月以降に個別接種で対応する。

 折しも村内は29日に尾瀬が山開きを迎え、観光シーズンが本格化している。尾瀬で営業を始めた同村営宿舎「尾瀬沼ヒュッテ」の星勇人支配人(49)は「(接種完了が)村民にとっては安心材料」とする一方、「全国的にワクチンが行き渡らなければ観光客は戻ってこない」と頭を悩ませる。