伊達恒例「霊山太鼓まつり」8月開催へ 2年ぶり、無観客で調整

 

伊達恒例の太鼓の音が響く「霊山太鼓まつり」の実行委員会は8月22日に伊達市の保原総合公園でまつりを開催する方針を決めた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止したため、2年ぶりのまつりとなる。

 実行委の渡辺健一委員長(霊山太鼓保存会長)は「霊山太鼓の保存継承と後継者育成のため、安全に配慮し無事開催されることを願う」と開催に踏み切る理由を説明した。

 まつり開催の方針は、5月31日に同市霊山総合支所で開かれた実行委の会議で決定した。

 感染の拡大状況を踏まえ、関係者のみの無観客、無飲食となる方向で調整が進んでいる。霊山太鼓保存会に所属する市内17団体から出演者を絞り、動画配信などを検討する。収束が見通せないなどの場合、延期や中止する可能性もある。

 霊山太鼓は約350年の伝統を誇り、まつりでは継承する打ち手が一斉に太鼓を打ち鳴らす「同時打ち」で勇壮な音を響かせる。