「夏のボーナス」7.8%減 福島県の民間企業、平均26万5000円

 

 とうほう地域総合研究所が1日発表した県内の今夏のボーナス支給額推計によると、民間企業は1人当たり26万5209円(前年実績比7.8%減)で2年連続の減少となる見通し。新型コロナウイルスの影響で企業の業績が悪化し、コロナ禍前の2019年夏と比べると約4万4000円減る予測だ。

 支給額を引き下げるだけでなく、支給自体を見送る企業もある。新型コロナのワクチン接種が始まったが、先行きへの不透明感が強く、経済情勢の急変などによって推計より下振れする可能性もあるという。

 一方、官公庁は1人当たり84万9530円(同1.4%減)と推計された。人事院勧告による支給月数の引き下げで減額となる。

 総支給額は民間企業が1463億1500万円(同9.5%減)、官公庁が394億2500万円(同1.5%減)。民間企業と官公庁を合わせた総支給額は1857億4000万円(同7.9%減)にとどまった。

 とうほう総研は県の毎月勤労統計調査などからボーナス支給額を試算した。