「レストラン再開待ってた」 ホテルハマツ、福島県沖地震で被害

 
開店直後に訪れ、なじみの味に舌鼓を打った夫妻

 福島県沖を震源とした2月の地震被害で休業中だった郡山市のホテルハマツは1日、レストランや宴会場・結婚式場の営業を再開した。レストランには午前11時30分の開店直後から常連客らが訪れ、待ち望んだなじみの味を楽しんだ。

 休業前によく通っていたという同市富久山町の夫妻は、大型ガラスに面した席でランチに舌鼓を打った。妻は「ずっと待っていたので初日に来たかった。やっぱりおいしい」と笑顔を見せた。

 ホテルによると、宴会場の予約数は新型コロナウイルス感染拡大前の半分程度にとどまるものの、すでに飲食や会議、研修会などで40~50件の引き合いがあるという。

 道下和幸総支配人(60)は「3カ月以上にわたり全館休業する初の事態だったが、再開できてほっとした。地域の期待に応えていきたい」と話した。

 ホテルは2月の地震で空調機やスプリンクラー、外壁などが被害を受けた。全90の客室と8、9階のレストラン、バーなどは現在も復旧工事を行っている。