「広野の歴史文化、魅力知って」 震災10年、観光協会が冊子作製

 
「町の魅力に触れてほしい」と話す鈴木会長

 広野町観光協会は町内の史跡や寺社、文化財などをまとめた冊子「ひろのまち歴史探訪」を作製した。鈴木正範会長(75)は「先人から受け継がれた歴史や文化に触れ、町の魅力を深く知ってほしい」と話している。

 冊子はA5判で26ページ。東日本大震災から10年に合わせて初めて作製した。

 縄文時代中期の上田郷遺跡や、天明の大飢饉(ききん)で亡くなった人を供養するために設置された延命地蔵尊坐像(ざぞう)などについて、解説と写真を添えて掲載している。各史跡などの場所を記した地図も製作した。冊子と地図は町内の公共施設や宿泊施設、飲食店などで配布している。

 鈴木会長は「今後は語り継がれてきた民話や伝説をまとめた冊子の作製に取り組みたい」と意気込んだ。