若松「集中対策」6月7日で終了へ 福島県、新型コロナ10人感染

 

 県は3日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2日に陽性と判明した。会津若松市の感染者は1人で、同市の直近1週間(5月27日~6月2日)の新規感染者数(人口10万人当たり)は24.2人(速報値)となり、ステージ4(爆発的な感染拡大)の目安である25人を4月25日以来、38日ぶりに下回った。この状況を踏まえ、県は同市の集中対策を期限通り7日で終了する方針で、4日に開く県感染症対策本部員会議で決定する。

 県は集中対策として、酒類の提供を伴う飲食店などへの営業時間の短縮や市民への不要不急の往来自粛を要請している。同市の1週間当たりの新規感染者数(人口10万人当たり)は5月12日に124.4人に上昇したものの、その後は低下傾向となり、病床使用率なども踏まえて終了を判断する見通しだ。今後は30日まで県全域で実施している重点対策期間で、県民に基本的な感染対策の徹底や感染リスクの高い行動を控えるよう求め、感染の再拡大を防ぎたい考えだ。

 会津若松市以外の新たな感染者は郡山市3人、福島、いわき両市が各2人、田村、伊達両市が各1人。10人のうち5人の感染経路が不明。県内の感染確認は計4612人となった。

 3人の死亡発表

 県は3日、県内の医療機関に入院していた3人が亡くなったと発表した。年代非公表の女性1人が1日に、90歳以上の女性1人が2日に死亡。残る1人は年代、性別、死亡日とも遺族の意向で非公表という。死者は計147人となった。

 2日現在の入院者(予定含む)は167人で、病床使用率は33.7%。重症は11人。同日までに21人が退院し、1人が宿泊療養施設を退所した。同日現在、19人が宿泊療養中で、7人が自宅療養している。