台湾発祥の競技「木球」魅力PR 全国唯一、福島で用品販売

 
木球用品を持つ五十嵐さん(左)と新谷さん

 福島市のオノヤスポーツは、直径約10センチ、重さ約300グラムの木製の球をゲートに向かって打つ台湾発祥の競技「木球(もっきゅう)」の用品を全国で唯一扱っている。同店店員の五十嵐拓道さん(29)は「密集しないスポーツで健康増進にもつながる」と、木球の魅力を呼び掛けている。

 木球を普及させたのは福島大名誉教授の新谷崇一さん(72)。新谷さんは23年前、学術研究会で知り合った台湾の大学教授から「木球を日本でも広げてほしい」と依頼を受けたという。新谷さんは競技を広める活動を続けてきた。現在は日本木球連盟の会長を務めている。現在では県内に約10のクラブがあるという。

 マレットという用具で球を打ち、幅約15センチのゲートに通すまでのスコアを競う。12コースを回り総打数の少ない方が勝ちとなる。ゴルフに似ているが、球が重い点などが異なる。

 国際大会が開催されるなど世界的規模の競技となっている木球。五十嵐さんは「全国に木球を広めていきたいので若者たちにもやってほしい」とPRしている。