「地域を元気に」磐梯山とフィンランド結ぶ 猪苗代で交流団体発足

 
フィンランド式の入浴法「ロウリュ」のサウナ小屋で意気込みを語る泉さん(右奥)と会員ら=猪苗代町・オートキャンプ場五右衛門

 磐梯山麓の地域とフィンランド南西部の都市ナーンタリが経済交流を深めていくためのまちづくり団体「さわやか・まちおこし協会」が5月25日、猪苗代町で発足した。代表の泉秀憲さん(61)は「フィンランドとの交流から新しい産業や観光事業を生み出したい」と意気込む。

 ナーンタリは同国有数の観光地に挙げられる。猪苗代町でキャンプ場の「オートキャンプ場五右衛門」を経営する泉さんが、気候や自然環境など二つの地域には共通点が多いと考え、両地で経済交流を深めようとフィンランド大使館などに協力を依頼し、交渉を進めてきた。

 会員には県内外の会社員や大学生ら17人が集った。同国では水蒸気で発汗を促すサウナ入浴法「ロウリュ」や、いつでもサンタクロースに会える「サンタクロース村」、ムーミンのテーマパーク「ムーミンワールド」が観光資源になっていることから、今後はこれらの関連イベントを予定している。

 泉さんは「猪苗代、磐梯、北塩原の3町村が、ナーンタリと姉妹都市提携を結ぶことが当面の目標。フィンランド効果で地域を元気にしたい」と語った。