県産品、出張販売を本格再開 日本橋の「ミデッテ」イベント参加

 
県産品の詰め合わせを販売したミデッテのスタッフら=東京・城南信金目黒支店

 東京・日本橋にある県のアンテナショップ、日本橋ふくしま館「ミデッテ」が5日、東京都目黒区の城南信用金庫目黒支店で開かれたイベントに参加し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で控えていた県産品の出張販売を本格再開した。

 「ももポテトチップ」や「喜多方冷やし中華」など7~9種類の県産品を格安で詰め合わせた「おつとめ品セット」を100点用意し、来場者の人気を集めた。母が猪苗代町出身という同区の男性(88)は「福島は今も震災と原発事故に加え、コロナ禍で大変な思いをしている。少しでも応援したい」と買い求めた。

 同館は緊急事態宣言が東京都などに発令されたことを受け、5月1日から今月3日まで約1カ月にわたり臨時休館した。

 都の自粛要請が緩和されたことから、小山勉館長は「県内の取引先から『コロナ禍で商品の売り先がなくなった』との声が寄せられている。本県の魅力を首都圏に発信する役割を果たしたい」と意気込みを語った。

 イベントは城南信金など全国の信金でつくる「よい仕事おこしネットワーク」がコロナ禍で苦しむ観光地や地元の飲食店を応援しようと企画した。本県のほか、宮城、静岡両県の地場産品を販売した。