「線虫」利用しがん検査 朝日ラバー導入、希望の従業員に実施

 
検体を提出する従業員ら

 白河市や泉崎村に工場を置く朝日ラバーは従業員の健康を守る取り組みとして、「線虫」を利用した新しいがん検査を導入し、希望する従業員に実施した。渡辺陽一郎社長は「体に負担がなく手軽に受けられる。これからも新しい情報を得ながら、健康への意識を高めたい」と話す。

 この検査方法は東京都のベンチャー企業・HIROTSUバイオサイエンスが開発した。同社によると、この検査方法には、線虫が、がん患者の尿に含まれる特有のにおいに近づく性質が利用されており、検査に必要なのは尿1滴という。15種のがんのリスクを調べられるほか、高精度でがんを検知できるなどのメリットがあるという。朝日ラバーの渡辺社長は「従業員が元気に働くことができるように、今後も健康づくりに力を入れたい」と話している。

 検査方法に関する問い合わせはHIROTSUバイオサイエンス(電話0570・011・162)へ。