銃の管理、施錠や鎖で固定必要 実弾も保管庫とは別の貯蔵庫に

 

 日本火薬銃砲商組合連合会の規約によると、銃を扱う店舗では金属製のロッカーなどの保管庫に入れて銃を管理する必要があり、ガラス張りの陳列ケースに並べる場合も、施錠や鎖での固定など厳格な管理が求められる。県火薬商協同組合理事長で、平銃砲火薬店(いわき市)の代表社員渡辺有さん(52)によると「(一般的に)銃を奪おうと試みても、奪えるような環境で保管されていない」という。

 同店では銃を鎖でつなぐなどの対応のほか、実弾も保管庫とは別な庫外貯蔵庫に置くなど防犯対策を講じている。また、銃の所持許可証を持たない人が来店した際は、実物ではなくカタログでの紹介にとどめるなど注意を払っているという。

 県内では、原発事故後に増えたイノシシ捕獲の報償などを目当てに、未経験者の関心が高まっているといい、渡辺さんは「面識のない人が来店することも増えていて、今回の事件を機にさらに警戒を強めたい」と話す。

 同組合は今後、警察から事件の状況などを確認した上で、各店舗に注意喚起の文書を出す方針だ。