湯本高フラ部「ポカリ」ポスターに、明るく前を向く姿モチーフ

 
「楽しんで撮影に臨めた」と完成したポスターを手に喜ぶ部員たち

 いわき市の湯本高フラダンス部「ヴェリナ・マハロ」が、大塚製薬のスポーツ飲料「ポカリスエット」のポスターのモデルになった。同市のアクアマリンふくしまの潮目の大水槽に日差しが降り注ぐ中、晴れやかな笑顔で踊る姿が輝く。佐川陽菜乃部長(17)は「ポスターを見て、少しでも明るい気持ちになってくれたらうれしい」と力を込める。

 部活動に励む高校生を応援する同社の取り組み。新型コロナウイルス感染症の影響で先行きが見えず不安や葛藤を抱えても、前を向く大切さを伝えることが目的で、県内ではこれまでにいわき総合高のフラダンスチームもモデルになった。

 湯本高フラダンス部は2011(平成23)年にフラダンス同好会として発足し、今ではフラガールズ甲子園で最優秀賞を受賞するほどの名門となった。写真の撮影は3月下旬、同市のアクアマリンふくしまで行われた。3年生8人が参加し、同館を象徴する潮目の大水槽のトンネルで踊った。新型コロナの影響で慰問活動やイベントの中止が相次ぐ中でも懸命に練習に汗を流してきたからこそ、思いを一つに撮影に臨んだ。

 「汗も、涙も、未来のために」。ポスターには、部員の一人、山崎璃々奈さん(15)の言葉がつづられている。「昨年は目標だったフラ甲子園やイベントが無くなり悔しかった」と胸の内を語る。それでも「たくさん汗や涙を流してきたけれど、踊る思いは変わらない」と、これからもフラを通してエールを届ける覚悟だ。

 完成したポスターは、市内の公共施設やスーパーなどで掲示。ポスターに関する問い合わせは同社仙台支店郡山出張所(電話0120・303・088)へ。