若松、いわきで234人分ワクチン廃棄 不適切な取り扱いや停電で

 

 会津若松、いわき両市は7日、不適切な取り扱いや停電で新型コロナウイルスワクチンが使用できなくなり、廃棄したとそれぞれ発表した。廃棄は両市合わせて計234人分。いずれも別なワクチンを使って対応したため、接種予定者への影響はなかった。

 若松、空箱取り違え

 会津若松市の廃棄は132人分。市によると、医療機関で4日夕、ワクチンを入れた箱と空箱を取り違え、空箱を冷蔵庫、ワクチンを入れた箱を25度の室温状態で保管していた。ワクチンを使用する予定だった5日、医療機関がミスに気付いて市に報告した。

 いわき、冷蔵庫止まる

 いわき市の廃棄は102人分。市によると、医療機関が6日に行われた設備工事中に停電し、ワクチンを保管していた冷蔵庫が機能停止した。停電は約1時間後に復旧したが、市は冷蔵庫内の温度が14度に上昇しているのを確認、品質が保証できないと判断した。ワクチンは7日に高齢者に接種予定だった。

 両市は再発防止に向け、各医療機関に適切な管理などを呼び掛ける。