飯舘特産カボチャ、福岡の棚田に植栽 エフコープ、復興支援

 
「いいたて雪っ娘かぼちゃ」の苗を植えた参加者=福岡県東峰村

 福島県の風評払拭(ふっしょく)や農畜産物の普及に取り組んでいる「エフコープ生活協同組合」(福岡県篠栗町)は6日、2017(平成29)年の九州豪雨で被害を受けた福岡県東峰村にある石積みの棚田に、飯舘村特産のオリジナル品種カボチャ「いいたて雪っ娘かぼちゃ」の苗を植えた。

 東峰村の棚田は約400年の歴史があるが、高齢化や担い手不足、豪雨災害で休耕田が増加している。棚田を後世に受け継ぐため、同村の若手やエフコープなどが協力し、稲作やサツマイモ栽培などを行っている。今年は東日本大震災復興応援として「いいたて雪っ娘」も栽培することにした。

 この日の活動には約20人が参加。棚田4枚約600平方メートルに苗約200本を植えた。収量はカボチャ約2千個を見込んでいる。収穫後、ハロウィーンに合わせて東峰村やエフコープの店舗などで販売し、収益の一部を新型コロナウイルス禍で困窮する大学生やこども食堂の支援資金に活用する予定という。