東日大サッカー 悔しさ糧に「上へ」 東北1部リーグ初陣に挑む

 
1部リーグ初戦へ士気を高める関口主将(手前右)ら東日本国際大サッカー部

 東北大学サッカーリーグ1部に2年ぶりに昇格した東日本国際大(いわき市)サッカー部は12日、今季リーグ初戦に挑む。一昨年は2部降格で悔しさを味わっただけに、試合に懸ける思いは強い。関口翔太主将(21)は「強豪との戦いになるが、勝利を積み上げていきたい」と上位進出を見据える。

 同大が前回1部を戦ったのは2018、19年度の2シーズン。19年度を7位で終え、入れ替え戦で敗れ降格した。2部を戦った昨季は初戦を快勝したものの、その後は苦戦が続いた。

 「このままでは1部に上がっても戦えない」。選手らは練習の強度を高めるとともに、選手同士の声掛けを改めて意識して連携を強化。徐々に勢いを取り戻し、最終節を前に3位まで順位を上げた。迎えた最終節。選手たちは昇格が懸かった試合を見事に制し、得失点差で優勝をつかんだ。1年で1部に舞い戻った。

 現在は部員30人を抱え、県内有数の強豪として知られる同大だが、高田豊治総監督(73)が就任した14年はわずか11人。チームに競争はなく、紅白戦もできなかった。高田監督は県内のほか近県を回り、選手集めから着手。練習方法も見直し、チーム力強化につなげた。

 今季のチームは4―3―3が基本布陣。前線からの激しい守備が持ち味だ。決定力に加え味方を生かすプレーもできるFW関口主将に、ゲームをつくる能力が高いMF平子竣哉選手(21)が攻撃の中心。空中戦に強い小柴翔也選手(22)が守備をまとめる。1年生も台頭し、戦力の上積みも期待できる。高田監督は「2部降格を経験しているだけに、高い目標で戦ってくれる」と期待を寄せる。

 インターカレッジ出場権が得られるリーグ戦2位以内が目標。関口主将は「練習を含めて一つ一つのプレーへの集中力が必要。一戦一戦大切に戦い、目標に近づきたい」と意気込む。同大の初戦はJヴィレッジで行われ、富士大(岩手)と対戦予定。