90代女性に3回ワクチン接種 若松の施設、市にミス報告遅れる

 

 会津若松市は10日、市内の高齢者施設に入所する90代の女性1人に、新型コロナウイルスワクチンを3回接種するミスがあったと発表した。医師、施設職員らによる対象者の確認が不十分だった。接種日は5月31日で、現時点で女性に健康被害はないという。県によると、県内で3回接種するミスは初めて。

 同市では医師らが施設を訪問し、入所者への接種を進めている。市によると、女性は5月17日に米ファイザー社製ワクチンの2回接種を終えていた。同31日に施設で接種が行われた際、接種会場に居合わせた女性に対し、医師らが誤ってワクチンを接種した。接種直後、施設が事前に作成していた対象者リストに女性が入っていないことが判明したが、施設は今月9日まで市にミスを報告していなかった。施設内での情報共有が不十分だったとしている。

 市は11日、市内の高齢者施設などに対し、接種対象者の確認の徹底や、ミスがあった場合の速やかな報告を求める通知を出す。