いわき市、4海水浴場開設せず 新型コロナ感染拡大状況で判断

 

 いわき市は10日、市内4海水浴場の今夏の開設を昨年に続き中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の状況や県をまたいだ遊泳客の移動により、十分な感染対策が取れないと判断したという。中止を決めたのは、震災後に再開していた久之浜・波立、四倉、薄磯、勿来の4カ所。市が関係機関や海水浴場関係者でつくる市海水浴安全対策会議に中止の方針を示し、委員の書面表決で正式決定した。

 2年連続の中止となり、市担当者は「一定以上の観光集客が見込める海水浴中止は打撃」としながら「まずは新型コロナを収束させることが最優先。その後に観光振興策を再び検討していきたい」と話した。

 開設の有無にかかわらず海を訪れる観光客が予想されるため、関係者や警備会社による巡回などを昨年同様に行う方針。