相双と若松でクラスター発生 福島県、新たに13人感染1人死亡

 

 県は18日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた80代男性が15日に亡くなったと発表した。死者は計159人。新たに13人の感染が確認され、感染確認は計4754人となった。17日に陽性と判明、県内の相双保健所管内と会津若松市の事業所でクラスター(感染者集団)が発生した。

 13人の内訳は郡山市6人、会津若松市3人、相馬市2人、田村市と三春町が各1人。このうち2人の感染経路が分かっていない。

 1~17日の感染者166人のうち郡山市が76人(45.8%)に上り、特に20~30代の感染が多い。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は18日に県庁で開かれた県感染症対策本部員会議で「郡山市は商業、交通の要で、そこから県内に飛び火することが容易に考えられる。感染経路不明者が多いことも心配される」と警戒感を示した。

 17日現在の入院者数は95人で、うち5人が重症。病床使用率は19.2%。8人が宿泊療養中で、3人が自宅療養している。7人が療養先調整中。同日までに5人が退院した。

 クラスターの発生は県内で10日ぶりで、計75件となった。会津若松市の東北電力会津発電技術センターで9日と15日に従業員各1人、17日に3人の陽性が判明した。

 相双保健所管内の事業所では9日と14日に各1人、15日に2人、17日に2人の感染が分かった。