浪江の魅力を発掘し新商品に ふたば未来生ら販売戦略「研究」

 
商品開発に向けたアイデアを出し合う荒川さん(中央)らふたば未来学園の生徒

 浪江町商工会青年部とふたば未来学園中・高がタッグを組み、新たな浪江の産品を生み出すプロジェクトが始まった。19日には、浪江町の道の駅なみえでワークショップを開き、青年部員と生徒らが商品のイメージなどについて語り合った。

 同青年部は、浪江の活性化に向け斬新なアイデアを求めていた。その時、ふたば未来学園で、祖母が浪江町出身の荒川礼奈さん(同高3年)らが、浪江のまちづくりについて学ぼうとしていることを知った。広野町のNPO法人ハッピーロードネットも仲立ちとなり、合同の商品開発が決まった。

 ワークショップには、中学1年生2人と高校3年生8人、青年部員の約30人が参加。浪江町伝統の日本酒、大堀相馬焼、なみえ焼そばの製造、販売に携わる、鈴木酒造店社長の鈴木大介さん、山田陶器店栖鳳(せいほう)窯の山田茂男さん、旭屋統括部部長の田河朋裕さんから、浪江の魅力などを聞いた。

 その後、全員が町の魅力を発掘する「研究者」になろうと白衣に着替え、新商品の議論を始めた。マーケティングに詳しい一般社団法人「東の食の会」専務理事の高橋大就さんの指導を受けながら、4グループに分かれて「誰が買うか」「何のために買うか」などの販売戦略を念頭に、1枚の模造紙に意見をまとめた。

 意見発表では「浪江のスイーツを食べて人生を変える」などのテーマを打ち出し、甘酒や蜂蜜を使ったデザート、コメや花の美容品の開発などのアイデアが紹介された。荒川さんは「浪江について楽しく考えるきっかけになった。商品化できればうれしい」と話した。

 今後、アイデアを練り上げて商工会青年部による商品化につないでいく方針だ。